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衝撃!羽毛布団はダニに強い?ダニから身を守る効果的な対策とは

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あなたの布団、ダニまみれになっていませんか?

「こまめに天日干しをしている」「ダニに強いと聞いた羽毛布団だから安心」と思っている方、布団を干すだけではダニ退治はできません!

布団に入るとかゆい、少し重たくなったと感じた方は要注意です。

そこで本記事は、羽毛布団のダニ対策を解説していきます。

この記事を書いた人

建築物環境衛生管理技術者の資格をもつ2児の母です。

害虫や空気などの生活環境に関わる勉強し、現在は暮らしを整えながら家族の健康を守っています!

たなです!
目次

布団はダニが繁殖しやすい

毎日使う布団。想像している以上にダニが潜んでいることをご存じですか。

寝ている間に人は体温が上がり、コップ一杯ほどの汗をかきます。

また、寝返りなどで毛髪や皮脂が落ちやすく、布団はダニが好む環境がそろっています。

ダニが繁殖しやすい3条件

・ぽかぽかの温度(気温25~35℃)

・多湿(湿度60%以上)

・豊富なエサ(人のアカ、毛髪、フケ)

好物を紹介

上記の3つがそろいやすい布団は、ダニが繁殖しやすく、あっという間に何万匹という数に増えてしまいます。

ダニ対策をおこたると、生きたダニだけでなく、ダニの死がいやフンまみれの布団に。

ダニはアレルギーの原因にもなり、アレルギー疾患になると完治は難しいと言われています。

健康被害に遭わないためにも、今いるダニを除去すること、また、新たなダニの増殖を防ぐことが大切です。

羽毛布団がダニに強い理由

羽毛布団はダニに強いと聞いたことありませんか?

実際に、綿布団や羊毛布団に比べ、ダニが繁殖しにくい特徴があります。

羽毛布団がダニに強い理由

・製造過程で洗浄・乾燥がしっかりしてある

・生地が高密度でダニが入れない

優秀なんです

では、理由を細かく解説します。

製造過程で洗浄・乾燥がしっかりしてある

羽毛は水鳥から採取されるため、虫や菌の付着が気になるかもしれませんが、安心してください。

羽毛は、徹底的な除塵・洗浄・脱水・乾燥の工程を経て、布団になっています。

繰り返しの洗浄と、高温での乾燥で、虫や菌だけでなく、ダニも生きていられない状態ですので、製造段階でダニが繁殖する心配はありません。

生地が高密度でダニが入れない

羽毛布団に使われている生地は、羽毛が出てはいけないので、以下のような細やかな配慮がされた生地が一般的です。

  • 高密度織り
  • ダウン・プルーフ加工

細い糸を使い、隙間をできるだけ小さくした高密度織り。さらに、生地の目地をふさぐダウン・プルーフ加工を施します。

これにより、ダニが入り込む隙もないほど高密度な作りとなっています。

羽毛布団に限っては、防ダニカバー(隙間からダニを通さないカバー)は不要な構造となっています。

それよりも、肌触りの良いカバーを使い、良質な睡眠を目指すと良いでしょう。

増殖させない!羽毛布団の正しいダニ対策方法

羽毛布団の内部にはダニが入りこみにくい作りですが、油断は禁物

羽毛布団を使っていても、ダニに注意すべき理由は次の通りです。

・生地の表面や、縫い目の隙間にダニやホコリが付着

・羽毛布団にかけているシーツにダニが生息する

・長期間の使用により、縫い目や生地がゆるみ、布団内にダニが侵入する

・安価な羽毛布団は、生地の織り目が粗かったり、洗浄が不十分で菌やダニが完全に除去しきれていない

ダニを増やさないためには、日々のお手入れが重要となります

では、具体的なダニ対策を3つ紹介します。

掃除機をかける

布団の表面や、布団周辺はこまめに掃除機をかけましょう。

2~3週間に一度が目安です。

ダニのエサとなる毛髪やフケを吸い取るだけでなく、目に見えないダニの死がい・フン、ホコリを除去できます。

ただし、生きたダニはしがみついて、なかなか手強いので、ゆっくりと掃除機をかけましょう。

布団干しを行う

ダニは、じめじめした環境が大好き。

こまめに布団を干し、内部を乾燥させることで、ダニを抑えることができます。

  • 風通しの良い日陰に干す
  • 日陰ではなく天日干しの場合は、羽毛布団のダメージを考慮してカバーをつけたまま干す
  • 途中で裏返して両面干す
  • 月に1~2回が目安

ただし、干すことでダニの生息しにくい環境にすることはできますが、天日干しの温度程度では、ダニは死滅しません

ダニを退治するには、50℃以上の高温が必要となります。

布団を干すのは、あくまでダニ対策であって、退治方法ではないことを覚えておきましょう。

また、やってしまいがちなNG行為、みなさんはしていませんか?

パンパンと布団をたたく行為はNG

→羽毛布団の生地を傷めて、高密度の加工効果を落とす原因に

→ダニを深くまで潜らせてしまう

→死がいを粉砕し、吸入しやすくなりアレルギーの原因に

干した後は、たたくのではなく、掃除機をかけましょう

シーツやカバーはこまめに洗う

肌に触れるシーツやカバーは思っている以上に汚れています。

皮脂やフケをエサにしてダニが増殖しやすく、羽毛布団自体はダニに強くても、羽毛布団に移動していく危険も。

そうなる前に、こまめに洗濯するようにしましょう。

生きたダニは、水の流れの中でも、しがみついて離れないことも。

生きたダニは高温の熱で退治できるので、カバー類は洗った後、乾燥機を利用して乾かすことをおすすめします。

私はシーツ類は家族分を一気に家で洗って、脱水まで済ませたら、コインランドリーの乾燥を利用してダニを撃退しています!

かゆさから解放!羽毛布団のダニ退治方法3選

ダニを増殖させないためには日頃の対策が大切ですが、生きたダニはなかなか図太く、退治するにはコツが必要です。

そこで、退治するために知っておいてほしいことを3つ解説します。

布団乾燥機を使う

ダニは50℃以上の高温で死滅します。布団乾燥機を使って、ダニを死滅させることができます。

30分で表面上のダニは死滅しますが、布団の奥に入り込んだダニをしっかり除去する場合は120分布団乾燥機をかけましょう。

布団乾燥機にダニ除去モードがあれば、そのモードを使えばいいですよ!

最後に、死滅したダニを掃除機で取り除きましょう。

布団丸洗いクリーニングを利用する

長年使用している布団には、ダニやダニの死がい・フン以外にも、寝ている間にかいた汗や皮脂汚れ、ホコリ、カビなどが蓄積されています。

それらをまるっと清潔にしてくれるのが、クリーニングです。

大きくて重たい布団も、自宅から宅配で簡単に依頼できるので便利です。

プロに頼めば生地を傷めずに、羽毛布団もふんわりと仕上がり、気持ちの良い布団が戻ってきます。

快適な布団を維持するには、1年に一度丸洗いすることが良いとされています。

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洗濯OKの表記のない羽毛布団を、自宅で洗濯するのはやめましょう。生地を傷めて、ダニが侵入する隙間を作ってしまったり、中の羽毛の機能を損なったりする恐れがあります。

ダニ捕獲シート

ダニ捕獲シートは、ダニを誘い込み閉じ込める効果がある商品です。

布団の間に挟み込むだけなので、誰にでも、簡単にダニ退治ができます。

殺虫剤ではなく、植物由来や食品添加物で作られているものも多く、子供やお年寄りがいるご家庭でも安心して使えます。

取り換え頻度もそう多くないので、忙しい毎日にも取り入れやすいダニ退治方法です。

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羽毛布団以外の寝具もダニ対策が大切

羽毛布団自体はダニに強いと言いましたが、ダニが増えやすい他の寝具も対策をしなければ、意味がありません。

枕や敷き布団、毛布、シーツ・カバー類、全て、清潔にする必要があります。

こまめな掃除機がけが大切ですが、自分でダニを取り除くにも限界がありますよね・・・

クリーニングで寝具一式をリセットするのも、心地よい睡眠を保つ秘訣です。

羽毛布団をふかふかにするついでに、敷き布団や毛布も一緒にクリーニングに出せる2点パック、3点パックでお得な宅配クリーニングもあります。

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まとめ:ダニのいない羽毛布団で快適な睡眠を

羽毛布団は、ダニに強いつくりにはなっています。理由は以下の通りです。

しかし、油断禁物。羽毛布団の内部にダニが侵入しないだけであって、あなたが眠る布団にダニがいないわけではありません。

大切なのは、正しくダニ対策をすることです。

羽毛布団のダニ対策

  1. 掃除機をかける(2~3週間に一度が目安)
  2. 布団干しを行う(月に1~2回が目安)
  3. シーツやカバーはこまめに洗う

また、ダニは増殖をほっておくと、気づけば数万匹に増えてしまいます。

羽毛布団のダニ退治方法

  1. 布団乾燥機を使う
  2. 布団丸洗いクリーニングを利用する(年に一度が推奨)
  3. ダニ捕りシート

生きたダニを放っておくと、咬まれたり、かゆみで悩まされたりと被害がでます。

また、ダニの死がい・フンは、吸い込むとアレルギーの原因になり、一生アレルギー疾患に悩まされる恐れがあります。

健康被害にあう前に、今からできるダニ対策をおこなって良質な睡眠環境をつくりましょう。

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この記事を書いた人

13年勤めたインフラ企業を退職し、正社員生活からパート転職をした2児のワ―ママ
▶建築物環境衛生管理技術者 通称ビル管理士など建築系資格やFP3級を保有
▶資格経験から伝えたい受験者向け情報や、生活で使えるノウハウを発信中

スキルアップしたい方、生活を変えて充実させたい方を応援!
わかりやすく発信することを心がけています。

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