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【ビル管理士試験】表で覚える出題ポイント 建築物の環境衛生/音と健康編_問33付近

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この記事では、『建築物の環境衛生』の内容のうち、音と健康についてまとめています。

聴覚、騒音について毎年必ず1、2問出題されています。

たった1問と思うかもしれませんが、内容が比較的やさしく、過去問から傾向が読み取りやすい単元となっています。

点を稼ぐチャンスです。

では早速、力試しの問題です。

■大きく高い騒音に一時的に曝露されることによる聴力の低下を、一過性聴力閾値低下という。

答え:✕

このサイトは、ビル管理士試験に挑戦するあなたの+αになることを目指して、過去9年分の過去問から重要なポイント、覚えにくい内容をまとめたシートを投稿しています。

この記事では、音と健康についてまとめ、暗記に役立つシートを紹介しています。

さっそくシートを見たい方はこちら▼

この記事を活用してほしい人

・赤本の解説は丁寧だけど、量が多すぎて要点をまとめたものがほしい

・過去問解いて覚えた内容を定着させたい

・最後の追い込みは家中に資料を貼ったり、持ち歩いて頭に叩き込みたい

夫婦そろってビル管理士試験に合格しましたが、私は2度目、夫は3度目の挑戦で合格しました。

勉強の方法を間違えると、せっかく時間をかけても私のように不合格を経験します。

だからこそ伝えたい、注意してほしいことは、この記事でまとめています。

力試しの問題は正解しましたか?大きく高い騒音に一時的に曝露されることによる聴力の低下は、一過性聴力閾値上昇といいます。

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目次

押さえるべき数値(保存版)/音と健康編

聴覚・音についての知識と、騒音についての知識、どちらも出題される年度もあれば、どちらかで1問出題される年度もあります。

どちらも人の健康に関わる大切な知識です。

聴覚

聴覚に出てくる細かな数値を変えて出題されることが多々ありますので、確実に数値を覚える必要があります。

よく出題される数値関係を、簡単に図にして書き落としています。

人の耳の可聴範囲をベースとして、関係性をイメージしながら記憶すると、覚えやすいですよ。

自分の経験と結び付けやすい内容のため、比較的インプットしやすい単元ではないでしょうか。

誰もが1度は経験したことがあるであろう聴力検査。

検査結果の見方については、下記リンクの通りですので、参考に載せておきます。

聴力

公益社団法人 日本人間ドック学会 HPより

音の伝わり方、騒音

「音の伝わり方」で示した内容は、知識として知っておいてほしいですが、ここ数年の過去問からは、正解となる選択肢にはなっていない印象です。

しかし、音の感覚の3要素のうちの1つが、異なったものにして出題される可能性もあるため、しっかりと要点は押さえておきましょう。

「騒音」については、よく出題されます。

赤で太字にしているところは、逆の意味に変えて(収縮ではなく拡張、上昇ではなく低下)出題されるので、この内容の設問があればよく読んでください。

過去問の傾向/音と健康編

2023~2014年度の過去問を解いた傾向としては、内容はそう難しくない印象ですが、さらっと解いていると重要なポイントを見逃してしまう可能性があります。

聴覚と騒音、それぞれで出題されることが多いですが、内容をミックスして、過去には以下のような問題もありました。

・騒音職場などの健康診断では、オージオメータで(1000)Hzと(4000)Hzの聴力レベルが測定されるが、騒音性難聴の初期の特徴は、通常、約(4000)Hz付近での聴力低下である。

可聴範囲に加え、人が影響される重要な数値は必ず覚えておきましょう。

定着確認問題・まとめ

音に関する問題は、『建築物の環境衛生』の問33付近の1、2問に加え、『空気環境の調整』の問81付近でも数問出題されます。

出題される内容が多少一致する部分もあるため、混乱しないように注意しましょう。

正直なところ、時間をかける単元ではないので、シートを使って、効率的に内容のインプットを図ってください。

最後は、定着確認問題を解いて、実力確認をしましょう。

2019年 問31より

音に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

(1)マスキング量は、マスクする雑音などが存在するとき、マスクされる音の最小可聴域の音圧レベル上昇量で示される。

(2)ヒトの聴器で聴き取ることのできる周波数帯の範囲は、約10オクターブである。

(3)聴覚の刺激となる音には、鼓膜を通じた空気の振動による音と、骨を通じて伝わる音がある。

(4)オージオメータを用いた聴力検査で測定されたマイナスの測定値は、聴力が基準よりも良いことを意味する。

(5)ヒトの聴覚が最も敏感な周波数は、8,000Hz付近である。

2019年 問31の正解は、

(5)です。ヒトの聴覚が最も敏感な周波数は、4,000Hz付近です。

2021年 問33より

騒音に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

(1)騒音性難聴は、4,000Hz付近の聴力低下から始まる。

(2)老人性難聴の初期では、会話音域である周波数(2,000Hz)から聴力の低下がみられる。

(3)環境騒音によって自律神経系が刺激され、血圧の上昇などが観察される。

(4)長期間85dB以上の騒音にばく露されると、永久性の聴力低下となる危険性が高くなる。

(5)住民の騒音苦情の大半は、聴取妨害と心理的影響である。

2021年 問33の正解は、

(2)です。老人性難聴の初期では8,000Hzから聴力の低下がみられます。

ここで取り上げた問題は、頻出問題ですので、間違えがあった人は、再度シートを確認しましょう。

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数年分の過去問を解くのに便利な解答用紙を作成していますので、そちらもご活用ください。

問題の傾向をつかんで、その分野ごとの重要ワードを徹底的に覚えるのが合格への道です。

受験まで一緒に頑張りましょう!

次に解きたい問題はこちら

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この記事を書いた人

13年勤めたインフラ企業を退職し、正社員生活からパート転職をした2児のワ―ママ
▶建築物環境衛生管理技術者 通称ビル管理士など建築系資格やFP3級を保有
▶資格経験から伝えたい受験者向け情報や、生活で使えるノウハウを発信中

スキルアップしたい方、生活を変えて充実させたい方を応援!
わかりやすく発信することを心がけています。

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