この記事では、『清掃』の内容のうち、以下の重要な点についてまとめています。
・作業計画
・品質評価
・ほこりの除去
・清掃用機械、器具
内容が比較的やさしく、重要なポイントをインプットしておけば点が取りやすい単元となっています。
赤本の解説は丁寧なため、何ページにもわたってますが、覚えやすいように大切な点だけまとめました。
では早速、力試しの問題です。
■ドライフォーム方式の洗浄機は、洗剤液を泡にし、縦回転ブラシで洗浄する。
答え:〇
このサイトは、ビル管理士試験に挑戦するあなたの+αになることを目指して、
過去8年分の過去問から重要なポイント、覚えにくい内容をまとめたシートを投稿しています。
この記事では、清掃の作業計画や器具についてまとめ、暗記に役立つシートを紹介しています。
さっそくシートを見たい方はこちら▼
この記事を活用してほしい人
・赤本の解説は丁寧だけど、量が多すぎて要点をまとめたものがほしい人
・過去問解いて覚えた内容を定着させたい人
・最後の追い込みは家中に資料を貼ったり、持ち歩いて頭に叩き込みたい人
夫婦そろってビル管理士試験に合格しましたが、私は2度目、夫は3度目の挑戦で合格しました。
勉強の方法を間違えると、せっかく時間をかけても私のように不合格を経験します。
だからこそ伝えたい、注意してほしいことは、この記事でまとめています。
力試しの問題について。
ドライフォーム方式の洗浄機は、ローラブラシ方式機械のことで、洗剤が内部で乾燥した泡となって供給されるという点を押さえておきましょう。
ビル管試験必須テキストの最新版
押さえるべき数値(保存版)/作業計画~清掃用機械編
清掃の作業計画、品質評価、ほこりや汚れの除去、機械器具についてまとめました。
一つずつ詳細にみていきましょう。
清掃の作業計画、品質評価、汚れの除去
作業計画や品質評価については、問題にすると長文で出題されることがありますが、基本的に以下の数値を頭にいれておけば正解に結びつけることができます。
自分が清掃員になったつもりで過去問を数年分解いていけば、感覚で把握できる部分もある単元のため、ポイントを絞って効率よくインプットしていきましょう。
清掃用機械・器具
多くの機械・器具の説明が出てきますが、構造や特徴を把握しておけば、しっかりと点がとれる部分です。
しかし、ローラブラシ方式機械と出題されたり、ドライフォーム方式の洗浄機と出題されたりと、同じ内容のものでも混乱しますよね。
過去問を流して解くだけでは頭の整理ができないので、シートでまとめました。
過去問の傾向/作業計画~清掃用機械編
2023~2014年度の過去問を解いた傾向としては、内容はやさしく、過去問の傾向や、よく出題される部分も読み取りやすい単元です。
過去問5年分、「清掃・点検清掃の作業計画」「品質評価」「ほこりや汚れの除去」「清掃用機械・器具」に関わる問題に注力して解いていけば、傾向が見えてきます。
あとは、ポイントとなる数値や言葉をインプットしていきましょう。
定着確認問題・まとめ
清掃の内容はやさしく、解きやすい科目が多いです。
しかし、過去問を解くだけでは覚えにくく、しっくりこない部分がありませんか。
そうした時に、まとめたシートを眺めて、自分が覚えにくいと感じた部分を見つけましょう。
頭の整理をしたうえでインプットしてくださいね!
最後は、定着確認問題を解いて、実力確認をしましょう。
建築物清掃の品質評価に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1)きれいさの評価は、主として測定機器(光沢度計など)を用いて行う。
(2)改善内容や具体的な対策を示して、清掃責任者に指示する。
(3)点検は、インスペクション実施計画に従って実施する。
(4)同一の仕様であってもできばえに相当の違いが出てくるので、品質評価が重要である。
(5)評価は、利用者の立場になって行う。
2021年 問144の正解は、
(1)です。きれいさの評価は、測定機器を用いる方法もありますが、利用者の感覚にたって実施すべきなので、主としては目視です。
ほこりや汚れの除去に関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。
(1)おがくずを用いる方法は、ほこりを付着させる効果が小さい。
(2)ほこりは長期間放置した方が除去しやすい。
(3)粘度の低い不乾性の鉱油などを布に含ませ、ほこりを除去する方法をダストコントロール法という。
(4)バキュームクリーニングでは、カーペットの織り目に入り込んだほこりや土砂は除去できない。
(5)ダストクロス法は、油分による床面への弊害が多い。
2018年 問147の正解は、
(3)です。
私はダストコントロール法と、ダストクロス法がよく混乱していました。メモを何度も見返して、インプットしましたよ!
カーペット清掃用機械に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1)アップライト型真空掃除機は、カーペットのほこりを取るのに適した構造である。
(2)真空掃除機は、電動ファンによって機械内部に空気の低圧域を作り、ホースを通じてほこりを吸引する構造である。
(3)スチーム洗浄機は、高温の水蒸気で汚れを取るため、洗浄後に残る水分が少なく仕上がりも柔らかい。
(4)洗剤供給式床磨き機は、化学繊維のタフテッドカーペットの洗浄に適している。
(5)エクストラクタは、機械内部で作られた泡で洗浄し、直ちに吸引する構造である。
2020年 問148の正解は、
(5)です。エクストラクタは、機械内部から洗浄液を噴射して、直ちに吸引する構造です。頻出問題なので、エクストラクタは、ときたら、洗浄液か注目しましょう。
ここで取り上げた問題は、頻出問題ですので、間違えがあった人は、再度シートを確認しましょう。
仕上げの暗記に便利!合格者からも好評
数年分の過去問を解くのに便利な解答用紙を作成していますので、そちらもご活用ください。
問題の傾向をつかんで、その分野ごとの重要ワードを徹底的に覚えるのが合格への道です。
受験まで一緒に頑張りましょう!
コメント
コメント一覧 (2件)
ビル管理士受験者にとって大変有益な情報をご提供くださいましてありがとうございます。試験本番直前の知識の整理に大変役立っています。
心からの感謝の気持ちを込めて気の付いた点を3点ご指摘させていただきます。
「清掃」のところです。
①「品質管理」の表の脚注に。「『年度』の低い不活性の鉱油」とあるのは、『年度』→『粘土』ではありませんか。
②「定着確認問題・まとめ」のモップの写真下2行目、「しかし、過去問と解くだけ~」→「過去問を解くだけ~」
③2018年 問147の(1)が、問題文になっているようです。
長年編集の仕事に携わってまいりましたので、校正の重要性は切実に感じてきました。そうした際、第三者からの指摘は大変ありがたく感じておりましたので、先ほども申し上げたように感謝の気持ちを添えてご報告させていただきました。ご参考にしていただければ幸いです。
tack様
記事内の改善点を発見していただき、大変感謝いたします。清掃・音共に修正させていただきました。
本来自分が気がつかないといけないのですが、先に受験者様にご指摘をいただいて改善しながら運営させていただいております。こういったお声が大変助かります。
ありがとうございました。
清掃については、図解も作成した最新版で更新しました。参考になれば幸いです。
昨日いただいていたレイノー現象については、きちんとお調べして返信させていただきますので、もう少しお時間ください。
よろしくお願いいたします。