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【ビル管理士試験】表で覚える出題ポイント 建築物の環境衛生/振動、視覚編_問35付近

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この記事では、『建築物の環境衛生』の内容の、振動と視覚に関する問題をまとめています。

毎年必ず出題される内容であり、振動で1問、視覚で2~3問出題されています。

主な内容は以下です。

・振動に関する問題

・眼の構造

・光の知覚、光環境

・情報機器作業(VDT作業)と健康

・発光ダイオード(LED)

出題される内容は広く感じるかもしれませんが、1枚に重要な部分をぎゅっと詰めました。

赤本を反復することが前提ですが、傾向を知れば、シートの内容を定着させれば対応できる範囲だと思います。

では早速、力試しの問題です。

■書類上及びキーボード上における照度は200㏓以上が推奨される。

答え:✕

このサイトは、ビル管理士試験に挑戦するあなたの+αになることを目指して、

過去8年分の過去問から重要なポイント、覚えにくい内容をまとめたシートを投稿しています。

この記事では、振動、視覚についてまとめ、暗記に役立つシートを紹介しています。

さっそくシートを見たい方はこちら▼

この記事を活用してほしい人

・赤本の解説は丁寧だけど、量が多すぎて要点をまとめたものがほしい

・過去問解いて覚えた内容を定着させたい

・最後の追い込みは家中に資料を貼ったり、持ち歩いて頭に叩き込みたい

夫婦そろってビル管理士試験に合格しましたが、私は2度目、夫は3度目の挑戦で合格しました。

勉強の方法を間違えると、せっかく時間をかけても私のように不合格を経験します。

だからこそ伝えたい、注意してほしいことは、この記事でまとめています。

力試しの問題は正解しましたか?書類上及びキーボード上における照度は300㏓以上が推奨ですね。頻出内容です!

目次

押さえるべき数値(保存版)/振動、視覚編

ポイントをまとめると以下の通りです。

・振動に関する問題 →出ない年度もあるが、例年1問は出題される

(直近で出題されなかった年度:2019、2018、2016、2015)

・眼の構造、光の知覚、光環境 →視覚に関わる問題で1問は出題される

・情報機器作業(VDT作業)と健康 →基本的には例年出題される内容

・発光ダイオード(LED) →年度によって出題されるか異なるが、直近の出題された問題を解きポイントを押さえておく

(直近の出題年度:2020、2016)

上記以外に、安全色に問われた年度もあり、その場合は振動の問題がカットされ問題数を調整しています。

振動に関する問題

全身振動と局所振動の身体への影響の違いを押さえておきましょう。

説明を逆にして出題されることがあります。

選択肢として出題されやすい内容は赤字にしています。

毎年必ず出題される分野ではないため、時間はかけずポイントは押さえておきたい分野です。

眼の構造、光の知覚、光環境

杆体細胞と錐体細胞の説明が、逆になって出題されることがあります。

各細胞の特徴は、最低限覚えておきましょう。

高い、多いのは、杆体細胞は感光度(んこうど)、数(ず)=の付くもの。

光に敏感な特徴を持っているため、暗闇でも形(たち)を認識することができます。

電気を消した暗い部屋でも物がなんとなく認識できるのは、杆体細胞が働いているからですね。

錐体細胞が優れているのは、です。

その他に、色彩や順応も頻出ですよ!

情報機器作業(VDT作業)と健康

パソコン等の情報機器を使用した作業をしたことがある方は、比較的イメージしやすい内容の問題だと思います。

「情報機器作業における労働衛生管理のためのガイドライン」が厚生労働省から関係事業所に通達されており、労働衛生管理の指導がされています。

そのガイドラインの内容から、出題されることも多いです。

反対に、内容の改正により、「ディスプレイ画面における照度は500lx以下とする。」という内容は削除されていますので、過去問を解く際、注意しましょう。

参考に、厚生労働省が出しているガイドラインを下記に載せておきます。

情報機器作業における労働衛生管理のためのガイドラインについて

厚生労働省 HPより

発光ダイオード(LED)

毎年出題されていませんし、ここ10年でも2回しか出題されていない内容です。

そのため、覚えるかはお任せしますが、長寿命で注目され、身近にも存在しているものなので、何に強くて、何が弱いか、ポイントだけでもインプットしておくと安心でしょう。

過去問の傾向/振動、視覚編

2022~2014年度の過去問を解いた傾向を解説します。

内容はそう難しくない印象ですが、ポイントはきっちりと覚えておかなければ解けない問題ばかりです。

全身振動と局所振動、杆体細胞と錐体細胞、暗順応と明順応など、対比して出題されやすいものは、それぞれの特徴をきちんと覚えておきましょう。

シートの細かい文章を全て覚える必要はないですよ。赤字のポイントを押さえておきましょう。

定着確認問題・まとめ

日常でも影響を感じやすい、振動、視覚、情報機器作業といった分野のため、ぜひ自分自身の経験と紐づけて、スッと覚えていきましょう。

このシートを定着させるためには、各年度の問35~37付近を繰り返し解いていきましょう

正直なところ、時間をかける単元ではないので、シートを使って、効率的に内容のインプットを図ってください。

最後は、定着確認問題を解いて、実力確認をしましょう。

2017年 問35より

振動に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

(1)全身振動による健康影響として、末梢神経障害がある。

(2)手持ち工具などの使用による振動は、オクターブバンドの中心振動数で約8~1000Hzの振動が問題となる。

(3)全身振動の大きさの感覚は、振動継続時間によって変化する。

(4)振動感覚閾値は、地震の震度0(無感)の限界に相当する振動レベル55dBである。

(5)低い振動数で振幅が大きい振動では、乗り物酔い、動揺病等が発生しやすい。

2017年 問35の正解は、

(1)です。局所振動による健康影響が、末梢神経障害ですね。全身振動は、末梢血管収縮です。

2018年 問33より

光の知覚に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

(1)視力はランドルト環の切れ目を見ることで測る。

(2)杆体細胞は暗いときに働き、錐体細胞は明るいときに働く。

(3)明るい場所から暗い場所への順応を暗順応といい、完全に順応するには40分以上かかる。

(4)視細胞には杆体細砲と錐体細胞があるが、数は錐体細胞の方が多い。

(5)照明の質を高めるためには、グレアを防止することが必要である。

2018年 問33の正解は、

(4)です。数が多いのは杆体細胞です。

2022年 問37より

情報機器作業に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

(1)情報機器にはタブレット端末が含まれる。

(2)照明及び採光は、できるだけ明暗の対照が著しくないようにする。

(3)ディスプレイに関しては、画面の上端が眼の高さよりやや上になる高さにすることが望ましい。

(4)情報機器作業とは、パソコンなどの情報機器を使用してデータの入力や文章・画像等の作成を行う作業である。

(5)情報機器作業者に対する健康診断では、眼の症状、筋骨格系の症状、ストレスに関する症状をチェックする。

2022年 問37の正解は、

(3)です。ディスプレイに関しては、画面の上端が眼の高さよりやや下になる高さにすることが望ましい。

間違えがあった人は、再度シートを確認しましょう。

数年分の過去問を解くのに便利な解答用紙を作成していますので、そちらもご活用ください。

問題の傾向をつかんで、その分野ごとの重要ワードを徹底的に覚えるのが合格への道です。

受験まで一緒に頑張りましょう!

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この記事を書いた人

13年勤めたインフラ企業を退職し、正社員生活からパート転職をした2児のワ―ママ
▶建築物環境衛生管理技術者 通称ビル管理士など建築系資格やFP3級を保有
▶資格経験から伝えたい受験者向け情報や、生活で使えるノウハウを発信中

スキルアップしたい方、生活を変えて充実させたい方を応援!
わかりやすく発信することを心がけています。

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