この記事では、7科目の中で最も設問数の多い『空気環境の測定』の中の冒頭、
問47~52あたりで出題される「エアロゾル」「流体力学」「自然換気」「空気の流動」についてまとめていきます。
覚える内容がたっぷりです。
内容を整理しながら暗記し、どんな分類がきても確実に解けるようにしておきましょう。
では早速問題です。
■直線の円形ダクトの圧力損失は、直径に反比例する。
答え:〇
このサイトは、ビル管理士試験に挑戦するあなたの+αになることを目指して、過去9年分の過去問から重要なポイント、覚えにくい内容をまとめたシートを投稿しています。
この記事では、空気中物質の流れにまつわる内容をわかりやすくまとめ、暗記に役立つシートを紹介しています。
比例、反比例がごちゃまぜになっている人も多いのではないでしょうか。
さっそくシートを見たい方はこちら▼
この記事を活用してほしい人
・赤本の解説は丁寧だけど、量が多すぎて要点をまとめたものがほしい人
・過去問解いて覚えた内容を定着させたい人
・最後の追い込みは家中に資料を貼ったり、持ち歩いて頭に叩き込みたい人
夫婦そろってビル管理士試験を突破しましたが、私は2度目、夫は3度目で合格しました。
だからこそ伝えたい、注意してほしいことは、この記事でまとめています。
上の問題は正解しましたか?比例、反比例を入れ替えた問題は頻出ですので、正確に覚えましょう。
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押さえるべき数値(保存版)/エアロゾル粒子編
粒径は順序を確実に覚えましょう。
幅があるので、ある程度自分で数値を定めて覚える方が覚えやすいかもしれませんね!
仮に、見たことのない物質の粒子が出ても、
答えとして挙げてほしい、ウイルスや煙のように明らかに小さい数値や、
花粉や霧雨のように明らかに大きい数値のものがあるはずなので、この順序関係、数値は押さえておきましょう。
押さえるべき数値(保存版)/流体力学編
ダクトの2乗に比例、平方根に比例、反比例。
計算式で覚えてもよいですが、そのままの表現で出ることが多いので、丸暗記でもよいと思います!
押さえるべき数値(保存版)/自然換気、空気の流動編
暖かい空気の方が上昇する特性があるので、
冷房時と暖房時の違いをイメージしながら覚えましょう!
過去問の傾向/エアロゾル・流体力学・自然換気
2023~2014年度の過去問を解いた傾向を解説します。
例年と全く違う傾向の問題が出題されるといった意地悪な問題は少ない単元とみています。
ただ、空調の科目の冒頭12、13問については、多くの分野から出題されますが、年によっては全く出題されない分野もあり、ふわっと覚えがちな部分ではないでしょうか。
さらに、計算式をバシっと覚えられれば問題ないですが、言葉で覚えるとなると混乱しがちな部分です。
比例、反比例、2乗の比例など、わからなくなりそう・・・
ですが、そこを誤った問題にして出題されることも多いので確実に覚えましょう!
定着確認問題・まとめ
どれも出題される重要な数値や式、言葉ですが、ひねった問われ方は少ないところなので、
・粒径は、順序は確実に、おおよその数値も合わせて覚える
・比例、反比例を数式で確実に覚える、数式が苦手な人は言葉で正確に丸暗記する
私の1回目は、ふわっと覚えていたため、ちゃんと覚えておけば解ける問題を落として悔しい思いをしました。
そうならないように、正確に記憶しましょう。
流体力学に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1)円形ダクトの圧力損失は、ダクト長さに比例し、ダクト直径に反比例する。
(2)動圧は、速度の2乗と流体の密度に比例する。
(3)開口部の通過流量は、開口部の面積と流量係数に比例し、圧力差の平方根に比例する。
(4)位置圧は、高さの2乗に比例する。
(5)ダクトの形状変化に伴う圧力損失は、風速の2乗と形状抵抗係数に比例する。
2019年 問50の正解は、
(2)です。位置圧は高さに比例する、が正しいです。
エアロゾル粒子の一般的な粒径として、最も小さいものは次のうちどれか。
(1)噴霧液滴
(2)硫酸ミスト
(3)セメントダスト
(4)フライアッシュ
(5)たばこ煙
2022年 問59の正解は、
(5)です。最も小さいのはウイルス、次にたばこ煙というのは覚えておきましょう。
数年分の過去問を解くのに便利な解答用紙を作成していますので、そちらもご活用ください。
問題の傾向をつかんで、その分野ごとの重要ワードを徹底的に覚えるのが合格への道です。
受験まで一緒に頑張りましょう!
次に解きたい問題はこちら!
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