7科目の中で最も設問数の多い『空気環境の測定』の中から、
この記事では、「温熱環境要素の測定器」と「環境要素と測定法」についてまとめていきます。
空気環境の測定は全45問あるうちの、ラスト10問くらいに出題される部分のため、
勉強していても疲れが出てくるところだと思います。
測定器も、測定法も数が多いので、覚えるのを諦めたくなっている人も多いのではないでしょうか。
こういった覚える量が多いものこそ、表で整理しながら覚えたい内容です。
では、早速問題です。
■サーミスタ温度計は、2種類の金属の膨張率の差を利用している。
答え:✕
このサイトは、ビル管理士試験に挑戦するあなたの+αになることを目指して、
過去8年分の過去問から重要なポイント、覚えにくい内容をまとめたシートを投稿しています。
この記事では、熱源に関する出題傾向を、暗記に役立つシートにして紹介しています。
さっそくシートを見たい方はこちら▼
こんな人におすすめ
・赤本の丁寧な解説は逆に量が多すぎて、要点まとめたい人
・過去問を解いて覚えた内容を定着させたい人
・最後の追い込みは家中に貼って、頭に叩き込みたい人
私自身、2021年度の試験で合格しましたが、2回挑戦しました。
7科目、さらに細分化された分野ごとの内容を、どう頭の整理をしていくか、課題でした。
この課題を突破するために作ったノートを電子化させたので、ぜひ画像保存や印刷をして試験勉強の+αにしてください。
押さえるべき数値(保存版)/環境要素と測定編
温熱環境要素の測定器
環境要素と測定法
紫外線と赤外線を入れ替えて出題される傾向が多いので、
そこは確実に覚えて!
過去問の傾向
2022~2014年度の過去問を解いた傾向と、合格した年度の学習方法からすると、
環境要素と測定法は、組み合わせが異なる設問で出題されることが多いので、組み合わせを確実に覚えましょう。
紫外線と赤外線を変えたり、窒素酸化物と硫黄酸化物を入れ替えた問題があるので、微妙な違いを見抜けるようにしておきましょう。
浮遊粉じんとホルムアルデヒド、VOCSの問題は、表の内容に重要なポイントがぎゅっと収まっています。
押さえれば確実に点数につながり、新たな傾向の設問が来たときでも消去法で正解にもっていけるでしょう。
定着確認問題・まとめ
この分野は必ず2、3問出題されます。
暗記するボリュームが多いところではありますが、
押さえれば確実に点数につながり、少しひねった問題でも、消去法で正解にもっていけるパターンも多いです。
・組み合わせを意識して覚えること(温度ーバイメタルー膨張率といったように)
・紫外線、赤外線といったひっかけを出しやすい部分はしっかり覚える
これらを意識してください。
室内環境とその測定法との組合せとして、最も不適当なものは次のうちどれか。
(1)アスベスト 紫外線蛍光法
(2)窒素酸化物 ザルツマン法酸化炭素
(3)一酸化炭素 定電位電解法
(4)臭気 官能試驗法
(5)ダニアレルゲン 酵素免疫測定法(ELISA法)
2020年 問80の正解は、
(1)です。紫外線蛍光法は、硫黄酸化物で用いられる測定法ですね。
建築物衛生法に基づくホルムアルデヒド測定法に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1)分析機器を用いて正確に測定値が得られる精密測定法と、現場で簡便に測定値が得られる簡易測定法がある。
(2)DNPH-HPLC法(DNPHカートリッジ捕集-高速液体クロマトグラフ法)に用いるDNPHカートリッジは、冷蔵保管が必要である。
(3)DNPH-HPLC法によるパッシブ法の試料は、電動ポンプを用いて採取する。
(4)検知管法においては、サンプリングに電動ポンプを使用する。
(5)簡易測定法は、妨害ガスの影響を受けることがある。
2018年 問80の正解は、
(3)です。アクティブ法が電動ポンプを使います。
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問題の傾向をつかんで、その分野ごとの重要ワードを徹底的に覚えるのが合格への道です。
受験まで一緒に頑張りましょう!
受験の皆様、応援しています!一緒に合格を目指しましょう。
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