この記事は、『建築物衛生行政概論』のなかの、確実に出題される「空気環境測定」と、雑用水・飲料水などの「衛生上必要な措置」について解説していきます。
では早速問題です。
◎無圧式温水発生機の定期検気流の測定に、0.2メートル毎秒以上の気流を測定することのできる風速計を使用した。
答え:〇
このサイトは、ビル管理士試験に挑戦するあなたの+αになることを目指して、過去9年分の過去問から重要なポイント、覚えにくい内容をまとめたシートを投稿しています。
2022年度、法改正のあった数値もあります。
古い過去問を使用している方は、最新版を用意して進めていくことが確実といえます。
\合格したいなら最新の赤本を使うべき/
さっそくシートを見たい方はこちら▼
この記事を活用してほしい人
・赤本の解説は丁寧だけど、量が多すぎて要点をまとめたものがほしい人
・過去問解いて覚えた内容を定着させたい人
・最後の追い込みは家中に資料を貼ったり、持ち歩いて頭に叩き込みたい人
夫婦そろってビル管理士試験を突破しましたが、私は2度目、夫は3度目で合格しました。
だからこそ伝えたい、注意してほしいことは、この記事でまとめています。
冒頭の問題は、解けましたか?基準値以外にも、測定方法について問われることもあるので、細かい数値ですが押さえておきましょう。
押さえるべき数値(保存版)/空気環境測定・衛生上必要な措置編
では、対策シートと共に、大切な数値をみていきましょう。
空気環境測定
衛生上必要な措置
例年この中の内容から1問は出題されています。
ポイントが凝縮されていますので、たった1問とは思わず、確実に正解できるように覚えていきましょう。
最近では、内容をミックスした出題もありましたが、基本的に整理して覚えれば解けますので、落ち着いて挑みましょう。
雑用水
飲料水
雑用水の数値も、飲料水の数値も、『給水及び排水の管理』でも出題される内容です。
ごちゃまぜにならないよう、しっかりと整理して覚えましょう。
給排水設備
空気調和設備
冷却塔でも、加湿装置でも、点検や清掃周期は同じです。
排水設備の清掃などと混乱しないよう注意しましょう。
画像保存や印刷をして、隙間時間にみると良いですよ!
\科目・分野ごとに重要ポイントを集約/
リンク先 : note たな学@ビル管まとめ集
過去問の傾向/空気環境測定・衛生上必要な措置編
2023~2014年度の過去問を解いた傾向と、合格した年度の学習方法からポイントを説明すると、
ここに出てくる数値は基本中の基本であり、必ず出題される数値です。確実に覚えましょう。
2022年4月に法改正があった項目もありますので、要注意です。
冒頭でも説明しましたが、「衛生上必要な措置」については、例年確実に1問出題されており、年によって、雑用水、飲料水、空気調和設備など、変わっています。
たった1問ですが、この4枚のシートのポイントを押さえれば、確実に点数に結びつきます。
後半の科目でも活きてくる知識ですので、諦めずに整理しながら覚えましょう。
定着確認問題・まとめ
では、定着確認問題にチャレンジしましょう。
建築物環境衛生管理基準に基づく空気環境の測定に関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。
(1)新築の特定建築物では、最初の1年間は毎月測定しなければならない。
(2)測定を行う場合は、1日2回以上測定することが必要である。
(3)階数が多い場合は、各階ごとに測定しなくてもよい。
(4)測定場所は、適当な居室を選択し、測定しやすい場所で行う。
(5)ホルムアルデヒドの測定結果が基準を超えた場合は、空調・換気設備を調整するなど 軽減措置を実施後、速やかに測定し、効果を確認しなければならない。
2019年 問8の正解は、
(2)です。
建築物衛生法に基づく特定建築物における給排水設備の維持管理に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
(1)水景に使用している雑用水について、残留塩素濃度、濁度、臭気、外観は毎日、pH値、大腸菌については1カ月に1回検査を実施している。
(2)建築物衛生法施行規則第4条に規定する16項目の飲料水の水質検査を6カ月ごとに実施している。
(3)飲料水の残留塩素の測定を給水栓末端で毎日実施している。
(4)貯水槽・貯湯槽の清掃を1年に1回定期に実施している。
(5)排水槽の清掃を4カ月ごとに実施している。
2020年 問8の正解は、
(1)です。pHは、7日以内に実施しなければいけませんね。
2023年度の合格者からも好評だった!
勉強したい単元をすぐ見つけられる
数年分の過去問を解くのに便利な解答用紙を作成していますので、そちらもご活用ください。
問題の傾向をつかんで、その分野ごとの重要ワードを徹底的に覚えるのが合格への道です。
受験の皆様、応援しています!
コメント