ビル管対策シートがパワーアップ!全158枚に重要ポイントを集約 詳細をみる

【ビル管理士試験】表で覚える出題ポイント 空気環境の調整/音編_問81付近

当ページのリンクには広告が含まれています。

この記事では、『空気環境の調整』の内容のうち、音についてまとめています。

音に関する用語、音の伝搬、遮音について毎年必ず2、3問出題されています。

空気環境の調整は全45問出題され、幅広い知識を問われる大変な科目です。

その最後の方で、音については出題されます。

正直、集中力が途切れてしまいがちな単元かもしれませんが、最初から諦めるのはもったいないです。

まずは、力試し問題に挑戦しましょう。

■点音源の場合、音源からの距離が2倍になると約3dB音圧レベルが減衰する。

答え:✕

赤本で勉強し始めたけれど、こんなことを感じたことはありませんか。

赤本って、どこに詳しい解説があったか見返すのが大変

そんなあなたのために、当サイトでは、過去10年分の過去問から重要なポイント、覚えにくい内容をまとめたシートを紹介しています。

\科目・分野ごとに要点を集約/

リンク先 : note たな学@ビル管まとめ集

合格には必須テキスト「赤本」最新版はこちら!

楽天ブックス
¥2,640 (2024/09/15 02:03時点 | 楽天市場調べ)

力試しの問題は正解しましたか?
点音源の場合、音源からの距離が2倍になると約6dB、距離が10倍になると約20dB音圧レベルが減衰します。

目次

押さえるべき数値(保存版)/音編

この科目で出題される音については、大きく3つに分類して解説していきます。

・音に関する用語

・音の伝搬

・遮音

一つずつ詳しく見ていきましょう。

音に関する用語

全て覚えるのは大変かもしれませんが、頻出される用語は以下の通りです。

・暗騒音

・音速

・透過率と吸音率

これらの説明は、誤った文に書き換えられ出題されることがよくあります。

音の伝搬

空気伝搬音と固体伝搬音は、私たちの周りで起きている音をイメージしながら覚えると覚えやすいですよ。

伝搬特性は、絵で覚えても、文字で覚えても良いので、正確に覚えておきましょう。よく出題されます。

※後日、伝搬特性についての図を追記予定

遮音

透過損失、遮音性能の意味をしっかりと押さえましょう。

軽量衝撃音と重量衝撃音は、生活しているなかでも発生しているのでイメージしやすいですね。

過去問の傾向/音編

2023~2014年度の過去問を解いた傾向を解説します。

伝搬特性(点音源、線音源、面音源)については、数年おきに出題されますが、距離と音圧レベルの関係性を、図と数値で覚えておけば確実に点数に結びつきます。

出題されたら、ラッキー問題だと思える問題です。諦めずに覚えておきましょう。

身の回りで起きている音の内容のため、そう難しくはありませんが、設問の内容は一つ一つ理解して覚えていないと、判断できません。

特に、透過損失、遮音性能、音の現象については、どういった時どうなるのか、しっかり押さえておく必要があります。

透過損失の意味が覚えられなくて、何度も見て叩き込んだ記憶があります。

覚えにくいと感じる部分には、マーカーや印をつけて、じっくりインプットしていきましょう。

定着確認問題・まとめ

音に関する問題は、『空気環境の調整』の問81付近以外に、『建築物の環境衛生』の問33付近でも出題されます。

建築物の環境衛生の方は、人に影響を与える音についての内容。

空気環境の調整の方では、音自体の特性、現象についての内容。

空気環境の調整で出題される音に関する問題の方が、少し難しい印象です。

しっかりと区別しながら、どちらも身につけていきましょう。

最後は、定着確認問題を解いて、実力確認をしましょう。

2021年 問85より

音に関する用語とその説明として、最も不適当なものは次のうちどれか。

(1)広帯域騒音:広い周波数領域の成分を含む騒音

(2)吸音率:入射音響エネルギーに対する吸収エネルギーの割合

(3)純音:一つの周波数からなる音波のこと

(4)拡散音場:空間に音のエネルギーが一様に分布し、音があらゆる方向に伝搬している状態のこと

(5)パワーレベル:音源の音響出力をデシベル尺度で表記したもの

2021年 問85の正解は、

(2)です。正しくは、入射音響エネルギーに対する、透過エネルギー+吸収エネルギーの割合です。入射音響エネルギーに対する吸収エネルギーの割合は透過率のことなので、注意しましょう。

2019年 問83より

遮音に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

(1)床衝撃音に対する遮音等級は、値が小さいほど遮音性能が優れている。

(2)複層壁の場合、共鳴によって音が透過することがある。

(3)軽量床衝撃音は、床仕上げ材を柔らかくすることで軽減できる。

(4)複数の断面仕様の異なる部材で構成される壁の透過損失は、最も透過損失の大きい構成部材の値を用いる。

(5)重量床衝撃音は、床躯体(くたい)構造の質量や曲げ剛性を増加させることで軽減できる。

2019年 問83の正解は、

(4)です。最も透過損失の大きい構成部材の値を用いると、遮音性能を過大に見積もることになるので、各構成部材による部位の平均値を用いるようにします。

間違えがあった人は、再度シートを確認しましょう。

2023年度の合格者からも好評だった!

  • 対策シート158枚が一括ダウンロード可能
  • 赤本と連動した要点まとめがほしい人必見!
  • 手元に置いたり、貼ってスキマ時間に暗記
  • 覚えたい部分は、マーカー1本あれば簡単に見返せる
赤本の解説は丁寧だけど、量が多すぎ・・と悩んだら試す価値あり

数年分の過去問を解くのに便利な解答用紙を作成していますので、そちらもご活用ください。

問題の傾向をつかんで、その分野ごとの重要ワードを徹底的に覚えるのが合格への道です。

受験まで一緒に頑張りましょう!

次に解きたい問題はこちら!

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

13年勤めたインフラ企業を退職し、正社員生活からパート転職をした2児のワ―ママ
▶建築物環境衛生管理技術者 通称ビル管理士など建築系資格やFP3級を保有
▶資格経験から伝えたい受験者向け情報や、生活で使えるノウハウを発信中

スキルアップしたい方、生活を変えて充実させたい方を応援!
わかりやすく発信することを心がけています。

コメント

コメントする

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

目次